【345】 ○ 都筑 卓司 『パズル・物理入門―楽しみながら学ぶために [新装版]』 (2002/08 講談社ブルーバックス) 《[旧版] (1968/10 講談社ブルーバックス)》 ★★★★

「●物理一般」の インデックッスへ Prev|NEXT ⇒ 「●相対性理論・量子論」 【859】 猪木 正文 『宇宙時代の常識―教養としての相対性理論』
 「●雑学・クイズ・パズル」の インデックッスへ

「三十数年の歳月を経ても、内容は古くなっておらず」と著者自身が言った通りに新鮮。

パズル・物理入門.jpg新装版 パズル・物理入門―楽しみながら学ぶために』〔'02年〕 パズル・物理入門(旧).gif 旧版〔'68年〕

 ブルーバックスに多くの著作がある都築卓司(1928-2002)の物理学入門シリーズのうちの1冊の新装版で、83問から成るパズル形式のものですが、中学生ぐらいから充分理解できる内容で、それでいて奥が深いです。

 オリジナルの初版が'68年で(56刷34万部売れたとか)、40年近く経て1問もいじらずにそのまま"新装版"として出版し、今読んでもそれなりに新鮮で、かつ面白いというのは、文学作品ならともかく、「物理」の入門書としては何か意外な気もしますし、やはりスゴイことではないかと思います。
 
 本書の続編『新・パズル物理入門』のほか、『四次元の世界』、『マックスウェルの悪魔』、『不確定性原理』、『タイムマシンの話』なども、みんな新装版になりました。

 本書の「新装版刊行にあたって」という著者の小文の執筆年月が、'02年7月になっていますが、著者が亡くなった月です。
 残念な気もしますが、「三十数年の歳月を経ても、内容はけっして古くなっておらず、物理パズルの醍醐味を味わっていただけると思う」と結語した著者には、それなりの自負と確かな充実感、満足感があったのではと思われます。

    



ブログランキング・にほんブログ村へ banner_04.gif e_03.gif


About this Entry

This page contains a single entry by wada published on 2006年9月 1日 23:10.

【344】 ○ 三田 誠広 『宇宙の始まりの小さな卵―ビッグバンからDNAへの旅』 (2002/03 文春ネスコ ) ★★★☆ was the previous entry in this blog.

【346】 ○ 黒木 哲徳 『入門 算数学』 (2003/07 日本評論社) ★★★★ is the next entry in this blog.

Find recent content on the main index or look in the archives to find all content.

Categories

Pages

Powered by Movable Type 5.01